腎・透析部門

腎・透析部門

当院では、健診で発見されたり、近隣医療機関から紹介されました慢性腎臓病の患者様の診療を内科外来において行っております。

体制

経過中、腎臓の機能が悪化して透析が必要になった場合、そのまま当院で対応することが可能です。
血液透析導入では、透析をするためのバスキュラーアクセス、血液透析導入時の条件設定、内服薬の調節、合併症の検索、透析に関する基礎知識の教育、管理栄養士による食事療法の教育などを行います。
これらは基本的に入院が必要となりますが、退院後は引き続き当院透析室に通院していただくことができます。

維持透析の患者様には、バスキュラーアクセストラブルにも対応できるよう、ブラッドアクセス再建術をはじめ、カテーテルを用いた血管造影や血管拡張術、長期留置カテーテル挿入も行っております。

透析の機材

血管外科医師 石本副院長(常勤)が、シャントトラブルやシャント作成にいつでも対応いたします。
心臓疾患などの高度な治療が必要な場合には、専門施設との連携をとり対応させていただいております。

また、当院では特殊治療として透析技術を応用したアフェレーシスという治療を行っております。脂質異常症や閉塞性動脈硬化症に対するLDL吸着療法なども行っています。

透析室のご案内

ベッドが並んだ透析室の写真

当院では、比較的お元気に通院される患者様から合併症等で入院が必要となる患者様まで種々の患者様のニーズに合わせて対応しています。
月水金クールでは夜間外来透析を施行し、働きながら透析治療を行える環境を整えています。
また、血管外科医師が行うシャント治療に伴う外来・入院透析にも対応しており、市外や県外から受診される患者様もいらっしゃいます。

医師を中心に豊富な知識と経験を積んだスタッフが揃っていますが、定期的に勉強会や学会に参加するなど研鑽を積むことを心掛けています。
また、患者様・ご家族様にも透析を理解していただけるよう、院内で年2回“患者様向け透析勉強会”を開催しています。

患者様の受け入れ

院外からの紹介患者様も積極的に受け入れております。

  • 旅行、帰省などで臨時透析をご希望の患者様
  • 導入病院退院後、当院での通院透析をお考えの患者様
  • 入院透析が必要な患者様

ご希望の患者様は、どうぞご相談下さい。

透析送迎バス

透析送迎バスの写真

ご高齢あるいは脳血管障害後遺症等で通院が困難になってしまった場合は、バス送迎(御殿場市内、一部の小山地区・箱根地区)や入院透析の対応が可能ですので、当院連携室にご相談下さい。